英語IR協会準備室

英語IRコンサルタント西村麻美のブログ

税制も人材確保も20世紀のままの日本

www.bloomberg.co.jp

日本の相続税率55%、10年以上の長期滞在外国人にも課せられる。 

香港、シンガポール相続税率、キャピタルゲイン税率 0%

 

個人の所得税率は日本の場合高所得者層でない限り国際比較しても低いと思うけど、間違いなく優秀な人材は日本に長期滞在したくないと思う。頑張って働いて骨をうずめようと思っても相続税払うために海外の自分の資産失うリスクがあるんだから。

 

税制も魅力なしの上に人材不足。IT分野はもちろんのこと、介護人材の人材不足は本当に深刻。2025年に介護人材が38万人不足するとの厚生労働省の予測。なのに介護人材を海外から受け入れるには日本語能力試験合格が先とか全く労働市場の需給を無視してる。

 

お隣の台湾では台湾人が介護職につきたくないから長年海外から介護人材を受け入れているけど、まずは職についてもらって仕事をしながら言葉を覚えてもらうというシステム。

日本のこれまでのやり方だったら介護人材は確実に確保できない。
そうなると介護費用が上がり、それを反映して所得税率は上がらざるを得ない。

 

少子高齢化で子どもの世代が重税に苦しむのは目に見えている。

まじに日本大丈夫か?

次の世代に夢がないのは本当に嫌。